—— 見逃されがちな「心の不調」と家庭でできるケア
「検査では異常はありません」「しばらく様子を見てください」
動物病院でそう言われたものの、
いつもの元気がない、食欲が落ちた、ずっと寝ている…。
そんな様子を見ると、飼い主としては不安になりますよね。
実は、
ペットの体調不良の原因が“心(メンタル)要因”の場合、検査では異常が出ないことがあります。
特に、環境の変化や人間のストレスを敏感に受け取る子ほど、
心のバランスが崩れることで身体症状として現れることがあります。
体に異常がないのに元気がない — よくある背景
以下のような原因が隠れている可能性があります:
①環境変化によるストレス
引越し、模様替え、家族の増減、ペットホテル、長時間留守番など。
安心できる拠点がなくなると自律神経が乱れ、消化不良や倦怠が起きやすくなります。
②加齢による不安
老犬・老猫は視力や聴力の低下から不安が高まり、
夜泣き・徘徊・食欲低下として現れることがあります。
③飼い主のストレスを受け取っている
犬や猫は空気や表情を読む天才です。
家庭内の緊張や不安を敏感に感じ取ります。
④体調回復後の心のダメージ
病気治療や手術後、体は回復しても
心が完全には回復していないことが多々あります。
放置するとどうなる?
心のストレスを抱えたまま生活すると、
- 食欲の低下または過食
- 睡眠の質が低下
- 攻撃的になる、触られるのを嫌がる
- 下痢・嘔吐の繰り返し
- 毛づくろいのしすぎで脱毛
こうしたサインが出始めます。
「様子見」では悪化するケースもあるため、早めのケアが大切です。
今日からできる家庭ケア
① 安心できる場所をつくる
暗めの落ち着けるスペースにベッドや毛布を配置。
視界に安心できる物があるだけで、ストレスホルモンは下がります。
② 毎日のリズムを整える
食事・散歩・スキンシップの時間を一定にして、予測できる安心感を。
③ ゆったり触れる・声をかける
飼い主の声や手の温度は大きな安心材料です。
“頭〜耳〜背中”の順でゆっくり撫でるのが効果的。
音(周波数)のケアという選択肢
OTOでは、
音と振動により自律神経に働きかけ、過緊張をほぐす音響(周波数)セラピーを行っています。
期待できること:
- 落ち着きが戻る
- 睡眠の質が改善
- 食欲が安定
- 不安症状が軽減
- 手術・治療後の回復サポート
薬に頼りたくない方、
病院を回っても改善しなかったケースでも
多くの動物たちが変化を見せています。
相談をおすすめするタイミング
- いつもと違う行動が2週間以上続く
- 病院で異常なしと言われたが不安が残る
- ストレス要因となる環境変化があった
- 心のケアをしてあげたい
体に異常がないなら、“心に寄り添うケア”が必要なタイミングです。
まとめ
- 病院で異常がないのに元気がない場合、心の不調が原因のことがある
- 環境、加齢、不安、飼い主のストレスなど様々な要因が影響
- 家庭ケアと専門ケアの併用が改善の近道
- 早めの対応が、悪化を防ぐ最大のポイント
大切な家族が、毎日安心して過ごせるように。
気になることがあればいつでもご相談ください。
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